住宅ローンについてまなぶ
ちょっととある事情で、住宅ローンについて学びました。
日本では日銀が(ほぼ)0金利政策を長期間続けているのもあって(最近では米国、スイスもそう)
住宅ローン金利が安くなったけど、
借りる方式や返済パターンによっては返済総額が何百万円も違うことはザラ
じゃあ、どういうのがいいのかな〜っていうと、
実はこれ、正解というのはなく100人がいたら100人の返済パターンあるみたい。
例えば同じ35年ローンにしても、
繰り上げ返済を予定している人、2年後に産休に入るからその間の資金を考慮したローン、10年後に子供が大学にいくから、その時期の負担を減らすローン方法などなど。
一般的に住宅ローンに必要な諸費用というのは次の通り
住宅ローンに必要な諸費用(ローンで発生する支払いは、利息だけ? 諸費用について(その1) - [All About マネー]All About)
1と3は必須ですが、その他の項目は借りる機関が公的融資機関か民間融資機関かによって違う。7に至っては全くのオプションで火災保険に入らない人もいる。公的融資だと1、3、5、6、が必要。民間融資だと1,2,3,4,5が必要。正確に言うと6も必要なんだけど、民間融資の場合6は銀行負担などローンに含まれてたりする。
じゃあ公的融資ってなに???っっていうとバブル時代にあった住専みたいな政府が設立した住宅専門の金融機関。よく住宅ローンである「フラット35」って呼ばれる融資は政府系の融資です。
一方、民間融資というのは3大メガバンク(三菱UFJ、みずほ、三井住友)や地銀、信用金庫など町中にある金融機関。
じゃあ、政府の方が安心だからフラット35に決まりだねっていうとこれが実はそうでもない。
同じ35年借りるにしても公的融資(フラット35)と民間融資(超長期ローン)では中身が違う。
- 公的融資
- 本人又は親族が住むための居住空間
- 土地・住宅の購入が主目的
- 70m^2以上の住居
- 15年以上、35年以内の返済
- 固定金利
- 融資率90%も可
- 民間融資
といった具合に、民間融資のほうが比較的用途が緩やかだけど、金利が少し高めに設定されてたりする。例えば中古物件を買ってリフォームするといった場合にはフラット35は使えなく。中古物件の費用のみフラット35でいける。民間だと2つまとめて借りられる。
このあたりの詳細はウェブだとこのあたり住宅ローン(はじめて)情報(All about)
書籍だとこの辺が参考になった
- 作者: 山本公喜
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2008/11
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- 作者: 深田晶恵
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
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あと、本当にいろいろ勉強になったのでお勧めの1冊がこれ
住宅ローンの(秘)新常識 長期固定に繰上返済はトクしない!?
- 作者: 池上秀司
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2007/05/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は住宅ローンを組む上で必須になると思います。
いろいろ目から鱗が落ちる思いで常識が覆されました。
例えば
などなど、いままでの常識が非常識ということに気づかされました。
住宅ローンで凝り固まった頭をやわらかくしてくれます
知っているようで知らない住宅ローン。
新しい発見があって、ファイナンシャルIQの勉強になりましたよっと。